リコーダーの練習問題2 [確認問題]
「サンタ ルチア」について [曲名]
学年末試験は全国各地でずいぶん幅があるようです。すでに2月の第二週で終わったところもあれば、これからのところもあるようです。
今日は「サンタ ルチア」についてです。
「サンタ ルチア」の紹介
この曲はイタリアのナポリの民謡です。イタリアの民謡をカンツォーネといいます。カンツォーネとはイタリア語の「歌」という意味です。カンツォーネには「帰れソレントヘ」、「フニクリ フニクラ。「オ ソーレ ミオ」などがあります。
この「サンタ ルチア」は聖ルチアという意味です。船の航行の安全を守る神とされています。
「サンタ ルチア」は変ロ長調です。調号は♭が2つつきます。変ロ音が主音になります。
この曲は8分の3拍子の曲です。したがって1小節あたり八分音符(♪)で3拍分あることになります。♪=96~104ぐらいのテンポで歌います。これは1分間に♪を96~104回打つはやさです。
「サンタ ルチア」の歌い方
最初の部分はmfで歌い、5小節目でmpにします。6小節目のナチュラルのついた音符とフラットのついた音に注意が必要です。調号は楽譜の全部で通用する記号です。それに対してここで示した臨時記号は、1小節の中だけで有効な記号です。
したがって、この6小節目のナチュラルがついた音は、もともと半音下がっていた音を元に戻すという意味です。したがって、ふたつめのフラットがつく音に関しては、再び半音下げるということになります。
9小節目でfとなり、それぞれの音に>がついています。これはアクセントといって、目立たせて、強調してという意味です。
「サンタルチア」問題3 [確認問題]
「サンタルチア」についてもうひとつ練習問題をつくりました。昨日の問題と形式をほとんど変えています。
問1.次の「サンタルチア」に関する問いに答えよう。
(1)「サンタルチア」や「帰れソレント」のようなナポリ民謡をまとめて何といいますか。
(2)「サンタルチア」は男声の独唱の曲です。この男声のパートには世界的に有名な歌手が何人かいます。このパートを何といいますか。
(3)次のうちから(1)の民謡でないものを選ぼう。
①「フニクリ フニクラ」 ②「オ ソーレ ミオ」 ③「ブルダバ」
(4)「サンタルチア」は変ロ長調の曲です。したがって、五線譜には調号のフラットがいくつつきますか。
(5)「サンタルチア」は8分の3拍子の曲です。拍の強さを「強」と「弱」で表すとすれば、どのようになりますか。
(6)この曲は二部形式の曲です。したがってA,B2つの大楽節からなります。曲全体をA,B,a,b,a',b'の記号を使って表すとどのようになりますか。
(7)「サンタルチア」とは聖ルチアのことですが、この「聖ルチア」とはどのような神ですか。
答え (1)カンツォーネ (2)テノール (3)③ (4)2つ (5)強弱弱(の繰り返し)(6)A(aa')B(bb') (7)(ナポリの船員たちを)航海で守る守り神
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