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アルトリコーダーを吹くには [音楽の基本]

小学校のソプラノリコーダーと違って中学校の音楽の授業で使う縦笛はアルトリコーダーです。ソプラノリコーダーよりも一回り大きく長いので、小柄な人はまだ指が届きにくいかもしれません。

特に右手小指でふさぐ穴はやっかいです。下のジョイント部分を少し回転させて小指の腹の位置に穴がちょうど来るように調節しましょう。

多少は吹き込む息の量を調節して音を出してみます。低い音は口の中を広げ気味にして息の流れの勢いを弱めにして音を出すようにします。

それから低音の場合はタンギング(息を止めたり出したりすること)をトゥ、トゥ(あるいはローロー)、高音の場合はチーチー(リーリー)という感じで出してみて、自分できれいな音が出る感じをつかみます。

どちらにしても口先だけでなく、腹式呼吸でしっかり息を出して音にします。練習を繰り返すとそれだけきれいな音をうまく出せるようになります。

なにはともあれ練習あるのみ。音を聞きながら何度も練習すると手も上手く穴を押さえられてきれいな音が出るようになってきます。

 



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中学 / 実技4科の総まとめ: 最重要事項100%
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「アランフェス協奏曲」練習問題 [確認問題]

「アランフェス協奏曲」の練習問題です。



1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢より正しい方を選ぼう。



この曲は、( ① )出身の作曲家の( ② )の作品です。彼の作品にはほかに「アンダルシア協奏曲」などがあります。



この曲は、ギターと( ③ )で演奏される協奏曲です。協奏曲とは、独奏の楽器(「アランフェス協奏曲の場合にはギター)と、管弦楽で演奏される器楽曲をさします。



この曲は、( ④ )つの楽章からなります。第一楽章は、( ⑤ )形式で、提示部で複数のギターの弦を素早く和音を演奏するラスゲアドの奏法からはじまります。第1主題はヴァイオリンとオーボエ、第2主題はギターで演奏されます。



展開部と再現部はギターとオーケストラ、あるいはギター独奏で主題が奏でられます。



そして終結部で第1主題の( ⑥ )となります。



この曲の第1楽章は、ニ長調です。8分の6拍子の曲です。第2楽章は、調が変わり、ロ短調になります。この部分は変奏曲です。そして第3楽章は、ニ長調に戻り、(⑦ソナタ ロンド)形式です。



この形式とは、主題が繰り返しあらわれますが、その間に、違った旋律が演奏され、それらが繰り返す形式のことです。



答え ①スペイン ②ロドリーゴ ③オーケストラ ④3 ⑤ソナタ ⑥コーダ ⑦ロンド



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「小フーガ ト短調」の演習問題 [確認問題]

小フーガの学習の後の確認に以下の問題を使ってみてください。

問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢がある場合にはその中か選んで入れよう。

バッハは( ① )で1685年に生まれました。17世紀から18世紀はじめの代表的な作曲家の一人です。そして①を代表する作曲家でもあります。

ベートーヴェンよりも85年早く生まれました。(ヘンデル ヴィヴァルディ ハイドン)とは同じ年に生まれました。またヴィヴァルディと同時代に活躍しました。ベートヴェンやシューベルトが夭折(若くして亡くなること)のに比べますと、バッハは65歳、ヘンデルは74歳とこの時代にしては長生きしてたくさんの楽曲を作曲しています。

ベートーヴェンは「楽聖」と呼ばれ、( ③ )は「歌曲の王」と呼ばれたのに対して、バッハは「( ④ )」と呼ばれました。紹介する「小フーガ ト短調」は彼の代表曲のうちのひとつです。

バッハは( ⑥ )時代の作曲家として知られています。⑥音楽とは17世紀から18世紀にかけて盛んに作られた音楽です。宮廷で音楽会が開催され、そこで演奏される機会がありました。⑥音楽の中でものちに示す、( ⑦ )が最も洗練され、完成された形式とされました。

フーガとは呈示された主題の調について、さまざまなバリエーションによってあとを追うように変化、重なり合って発展するようになっている形式のことです。( ⑧ )音楽ともいいます。フーガは一般的に3~( ⑨ )つの声部からできています。

答え ①ドイツ ②ヘンデル ③シューベルト ④音楽の父 ⑤バロック ⑥バロック ⑦フーガ ⑧多声 ⑨4

問2.次の文は「小フーガ ト短調」の特徴を示すものです。( )に適当な語句を入れよう。

この曲は( ① )で演奏されます。バッハ自身もオルガン奏者でもありました。「小フーガ ト短調」の場合には( ② )声部からなるフーガです。そして曲は第1部~第3部の3つの部分からなります。

(1)第1部(主題の( ③ )部)

  主題と応答が交互に2回ずつ演奏されます。この際にト短調から( ④ )調に転調しま 
  す。つまり主題 ト短調(第1声部)

   →応答 ニ短調(第2声部)

   →主題 ト短調(第3声部)

   →応答 ニ短調(第4声部)

  と流れていきます。

(2)第2部(  ⑤ 部)

  主題が様々な形式で展開されていきます。ここでは

  主題 ト短調(第3声部)

   →応答 ト短調(第1声部)

   →主題 変ロ長調(第2声部)

   →応答 変ロ長調(第4声部)

   →主題 ハ短調(第1声部)

(3)第3部( ⑥ 部)

  再度、はじめの( ⑦ )調が現われて終結に向かいます。

こういったフーガを①で独奏します。大小さまざまなパイプに( ⑧ )が送り込まれることで音にすることができます。( ⑨ )は、音色に変化を与える装置です。( ⑩ )音を出すことのできる足の鍵盤もあります。手の鍵盤も2~4段ほどあります。

答え ①パイプオルガン ②4 ③提示 ④ニ短 ⑤展開 ⑥再現 ⑦ト短 ⑧空気 ⑨ 音栓 ⑩低


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